この記事では、フォントサイズの単位について解説します。フォントサイズは、テキストの文字の大きさを指定するために使用されます。主なフォントサイズの単位には、ピクセル(px)、パーセント(%)、エム(em)、およびリモットユニット(rem)などがあります。以下にそれぞれの単位について詳しく解説します。
単位の種類
ここでは、フォントサイズの単位の種類とその特徴について解説します。
ピクセル(px)
- ピクセル単位は、固定のサイズを指定するために使用されます。例えば、
font-size: 16px;
はテキストの文字を16ピクセルの高さに設定します。 - ピクセル単位はデバイスの解像度に依存し、デバイスピクセル単位とも呼ばれます。つまり、高解像度ディスプレイでは文字が小さく見えることがあります。
パーセント(%)
- パーセント単位は、親要素のフォントサイズに対する相対的なサイズを指定します。例えば、
font-size: 120%;
は親要素のフォントサイズから20%大きなサイズを指定します。 - パーセント単位は親要素のフォントサイズに依存するため、相対的なフォントサイズの調整に適しています。
エム(em)
- エム単位は、親要素のフォントサイズに対する相対的なサイズを指定しますが、ネスト(入れ子構造)においても相対的なサイズを維持します。例えば、
font-size: 1.5em;
は親要素のフォントサイズから1.5倍のサイズを指定します。 - エム単位は特にネストした要素のフォントサイズを簡単に調整するために便利です。
リモットユニット(rem)
- リモットユニットはルート要素(通常、
<html>
要素)のフォントサイズに対する相対的なサイズを指定します。ルート要素のフォントサイズが1remとして基準とされます。例えば、font-size: 1.2rem;
はルート要素のフォントサイズの1.2倍のサイズを指定します。 - リモットユニットはネストに関係なく、一貫性のあるフォントサイズを達成するのに役立ちます。
単位はどれを指定すべき?
結論、単位はemかremを指定すべきです。pxは具体的なサイズを指定するのに便利ですが、emやremのような相対的な単位は、柔軟性が高く、レスポンシブなデザインに適しています。
px指定を使わない方がいい理由
フォントサイズをピクセル(px)で指定することにはいくつか問題点があります。これらの問題点は、特にレスポンシブなウェブデザインを行う際に重要です。
- 固定サイズの問題: pxでフォントサイズを指定すると、文字のサイズが固定されます。これは、異なるデバイスや画面解像度に適応できないことを意味します。高解像度ディスプレイではテキストが小さく見え、低解像度ディスプレイでは大きく見える可能性があります。
- レスポンシブデザインの難しさ: pxでフォントサイズを指定すると、異なる画面サイズやデバイスに合わせてテキストを調整するのが難しくなります。これは、スマホやタブレット、デスクトップなど、さまざまなデバイスでコンテンツが読みやすく表示されない可能性があることを意味します。
- SEOへの影響: ピクセル単位でテキストを表示すると、検索エンジン最適化(SEO)にも影響を与える可能性があります。テキストが小さくて読めない場合、低く評価される可能性があります。
emとremはどちらがいいの?
結論、個人的にはremで指定することをおススメします。理由は大きさの基準となる要素に違いがあるからです。
- em: 親要素に対しての相対的なサイズ
- rem: ルート(html)のフォントサイズに対しての相対的なサイズ
ルートフォントサイズを変えるだけで、相対的にサイズを変えることができるのでメンテナンスが容易になるためremをおススメします。
まとめ
この記事では、フォントサイズの単位の種類と適切な単位について解説しました。レスポンシブに対応していくためにpx指定を避けて、remやemを使っていきましょう。最初は難しいかもしれませんが、継続して学習すれば必ず身に付くので頑張っていきましょう。
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