JavaScriptの基本的な構文について

JavaScript

この記事では、JavaScriptの基本的な構文について解説していきます。

JavaScriptはウェブ開発やアプリケーション開発で広く使用されるプログラミング言語です。HTML・CSSしか触ったことがない人は、プログラミング感が急に上がって難しく感じるかもしれませんができるようになるとできることが大きく広がるので扱えるようにしてきましょう。

変数

JavaScriptでは、変数を宣言する際にはvar、letの2種類を使用します。2種類ありますが、基本的にletを使っておけば、間違いないです。

var x;         // 変数xを宣言
let y = 5;     // 変数yを宣言して初期化

できれば、変数は上記のようにXやYなど意味の伝わらない命名をするのではなく下記の例のように意味合いが伝わる命名にしましょう。

let applePrice = 100;
let orangePrice = 150;
let total = applePrice + orangePrice;

命名を分かりやすくすることで、かなりコードが見やすくなるので意識してみてください。意味のない命名は後々の保守で苦しむことになるので要注意です。

これは、後で説明する定数、関数など全般的に言えることなので命名意識してみてください。

定数

JavaScriptでは、定数を宣言する際にはconstを使用します。定数は値を変更させたくない時に使用します。

const z = 10;  // 定数zを宣言して初期化

再代入する必要のないものは基本的に定数を使用しましょう。定数で宣言しておけば、再代入の可能性を考慮しなくていいのでかなり可読性が上がります。

関数

関数を使ってコードの一部を再利用できます。関数はfunctionキーワードを使って定義します。関数は返り値が返ってくるものと返って来ないものがあります。

function Hello() {
  console.log("Hello");
}

function Multiply(value1,value2){
  return value1 * value2; // 掛け算した値を返す
}

Hello(); // Hellが出力される

let result = Multiply(3,4);
console.log(result); // 12が出力される

関数はreturnを使うことで、値を返すことができます。ちなみに、3,4を指定している部分は引数と言われるもので、関数を使用する際に必要な値を指定できます。

関数は最初の方はなかなか難しいと感じると思いますが、使えるとかなり便利なのでたくさん書いて覚えていきましょう。

まとめ

この記事では、JavaScriptの基本的な構文について解説しました。今日説明した部分はJavaScriptに限らず基本的なことなので必ず押さえておきましょう。その他にもループ処理や条件分岐などの基本的な処理がありますが、今後説明していこうと思いますのでぜひ読んでみてください。最初は難しいと思いますが、繰り返し継続していけば必ず理解できるので、日々頑張っていきましょう。

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